なんでやねん!!
ゴルフの経験をさしているに決まっているやろ、この場合。
と思っていたら、親父の声がした。
おまえ、いつまでもアルバイトばっかりしてんと、もうええ
かげんに就職口さがせ!!
26にもなっていつまで親のすねかじっとるんやほんまに・・・。
この親父の口うるさい小言が、私にわけのわからない事を
口走らせた。
親父!!よろこべ!!
俺はゴルフのインストラクターになるで!!
なんやと??
みてみぃ!!ちゃんと俺はこうやって考えて就職を探して
んねん。今から履歴書を書いて、面接に行ってくるから!!
うまいこと就職できたらいっしょにゴルフできるがな!!
とっさの言い訳のつもりだった。
本当は履歴書なんか出すつもりなど毛頭なかった。
こんな、その場しのぎの言い訳などにごまかされる父親では
なかった。ゴルフ経験者である父親は、ゴルフの難しさを熟知
したゴルファーのはずだった。
ところが親父は・・・
おおっ、そうか!!それはいい考えや。
お前なら体格もいいし、きっとなれるで!!
間にうけよった・・・。
その当時ゴルフのルールも、ゴルフの用語も、プロゴルファー
もほとんど知らないこの私が、よ~く知っている言葉がたった
ひとつあった。
オーバースウィング
この言葉は父親から教わった。
そう、私の父親は”オーバースウィングお化け”だったのだ!!